おススメの錯覚

竹内龍人

ようこそ「錯視と錯聴を体験!イリュージョンフォーラム」へ!本サイトでは目や耳の錯覚、イリュージョンをたくさん掲載しています。錯視(さくし)と呼ばれる視覚のイリュージョンだけでも、バリエーションを含めれば100点以上紹介しています。

錯視について」でご説明しているように、錯視とは「目や脳のエラー」ではありません。錯視とは、ふだんは隠れている脳のインテリジェントな機能が、わかりやすい形で目の前に現れたものなのです。脳の仕組みを知り理解すること、それが錯視を最大限楽しむ秘訣です。

「おススメの錯覚」では、楽しくてフシギで、そして考えさせてくれる錯視をいくつかピックアップしました。錯視たちを通して、脳の驚異的な働きの一端をつかんでいただければ幸いです。

大きさの恒常性

モノの大きさが実際とは違って見える錯視です。この錯視は目や脳のエラーではなく、三次元世界の構造を考慮して大きさを計算する、という複雑な作業を脳が行っている証拠に他ならないのです。[ 大きさの恒常性のページへ ]
大きさの恒常性

リバースパースペクティブ

紙細工の動物が、首を回しながらこちらを注目し続けるように見える、という衝撃的な錯視です。与えられた視覚情報が曖昧な時に、脳はいくつかの可能性の中から、「現実世界で最も起こりうる解釈」を採用しているのです。[ リバースパースペクティブのページへ ]
リバースパースペクティブ

ライラックチェイサー

位置がすこしずつ変わるピンク色の円が、高速で回転する緑色の円に見える、という錯視です。脳は、あまり変化しない情報は処理しない、という方略をとることにより、莫大な情報をリアルタイムで処理しています。この錯視は、脳のそんな仕組みを垣間見せてくれます。[ ライラックチェイサーのページへ ]
ライラックチェイサー

隠された文字

私たちの周囲を見渡すと、多くのモノは互いに遮蔽しあっています。しかし脳が正しく補完しているため、欠けていると認識することはありません。そんな補完の能力は、「何かによって隠されている」という情報があるときにはじめて発揮されるのです。この錯視から、脳の補完能力のすごさを感じてください。[ 隠された文字のページへ ]
隠された文字

チェッカーシャドウ錯視

私たちの周りには、いたるところに影がかかっています。しかし、脳が影の要因を無意識に素早く取りのぞいているため、実際の明るさや色、材質がすぐにわかるのです。この錯視では、影にまどわされない脳の力が体験できます。[ チェッカーシャドウ錯視のページへ ]
チェッカーシャドウ錯視

色の残効(風景)

目や脳は、「赤-緑」「青-黄」というように、ペアにして色を認識しています。そのため、赤を見続けると幻の緑色が現れる、という色残効が起きるのです。ここでは、その色残効を利用して、白黒写真に色をつけるという楽しい錯覚を演出しています。[ 色の残効(風景)のページへ ]
色の残効