錯視陰影の対比効果

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説明

陰影の錯視」にたくさん登場した、膨らんだパターンのように見えますが、それは目の錯覚です。「すすむ」を押すか、画像を左にスワイプして2枚目の画像に進み、背景を隠してみましょう。すると、ふくらんでいるように見えた円形のパターンが、実はグラデーションがついていない一様な灰色の円であることがわかります。

これは「明るさの対比」などで紹介した対比効果の一種です。対比効果は、輪郭(エッジ)の部分で強力に起こります。そのために輪郭が際立ち、内部に現れたグラデーションが立体感を醸し出しているのです。

「すすむ」を押すか、画像を左にスワイプして3枚目の画像に進むと、背景のグラデーションが反転します。「陰影の錯視」でみられたように凹んだパターンが見られますが、その印象はあまり強くありません。凹んだパターンよりも、ふくらんだパターンの方に感度がよい、というのは、視覚システムが持つ普遍的な特徴の一つです。「すすむ」を押すか、画像を左にスワイプして4枚目の画像に進むと、背景が消えます。やはり中心の円にはグラデーションはついていません。

デモについて

  • デモの操作方法については、使用方法のページをごらんください。

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