Home > 錯視 > 主観的輪郭 > 主観的輪郭とポッゲンドルフ錯視

 

錯視主観的輪郭とポッゲンドルフ錯視

説明をよむ

説明

この図は「主観的輪郭」と「ポッゲンドルフ」という錯視の組み合わせです。一部が欠けた円、また線分により、中央に白い長方形があるようにみえます。主観的輪郭です。さて上側にある赤線は下側のいずれの赤線につながっているでしょう?一番左の赤線のようですね。

それでは、「すすむ」を押すか、画像を左にスワイプして2枚目、3枚目の画像に進んでください。そうすると正解がわかります。まっすぐつながっているのは左から2番目です。ポッゲンドルフ錯視と呼ばれている現象です。もちろん主観的輪郭でなく、中央の白長方形を黒長方形にしても、あるいは、上下のただ2本の縦線にしても同じ錯視が起こります。

この現象は基本的に角度過大視とよばれることもあります。すなわち長方形の縦線と赤線が交わる角度を実際よりも大きく知覚する傾向があるらしいのです。この説明は多くの幾何学的錯視にあてはまります。「ツェルナー錯視」や「ヘリング錯視」をぜひご覧ください。みな線分の交差角度を実際よりも大きく知覚すると考えると、うまく説明できます。

デモについて

  • デモの操作方法については、使用方法のページをごらんください。

Back to top

主観的輪郭一覧

カニッツアの三角形

エーレンシュタイン錯視

まがった主観的輪郭

しま模様の主観的輪郭

ありえない奥行き

まっすぐの主観的輪郭

主観的輪郭とポッゲンドルフ錯視

主観的輪郭とポンゾ錯視

存在しない立方体

Back to top