パルテノン研究会 第4回ASICデザインコンテスト

規定課題「PCI バス インターフェース」


このページには, パルテノン研究会 が主催する 「ASIC デザインコンテスト」 の規定課題「PCI バス インターフェース」に取り組む上で, 必要となる資料 を揃えてあります. PCI 自体に関する公式な情報は, PCISIG Home Page に集約されています.

この課題では, 独自定義の簡単なデータ転送プロトコルと, PCI プロトコルと を相互変換する, いわゆる PCI バス・アダプタ回路を設計するものです. 回 路の仕様は, 課題仕様書(Postscript, 1997/3/14:Rev.1.5) にあります.

また,課題回路の機能設計段階のデバッグを支援するために, シミュレーション環境一式(tar, 1997/3/14:Rev.1.3) を用意しました. これは,内部キャッシュ付き DLX プロセッサと外部メモリ を, それぞれ課題の回路を経由して PCI バスに接続した計算機システムで, DLX プログラムが正しく動くかどうかを, SECONDS でシミュレーションできるようにしたものです. 使い方は シミュレーション環境マニュアル(Postscript, 1997/3/14:Rev.1.3) を見て下さい.

なお,この環境一式の中には, 例題として 10 の階乗を求める DLX プログラ ムが含まれていますが, その他ユーザが独自に記述した DLX プログラムの実 行をシミュレーションすることもできます. その場合, 環境一式に含まれる DLX Assembler (dasm, SparcStation + SunOS 4.1.4 用 binary) を使って, DLX プログラムを SECONDS スクリプトに変換する必要があります. dasm の使 い方や, DLX プログラムの書き方については, DLX アセンブラマニュアル (Postscript, 1996/8/16: Rev.1.2) を参考にして下さい.


第4回 ASICデザインコンテスト応募要項のページに戻る