MACC'97 特別セッション（マルチエージェントシステムにおける確率モデ ル）論文
Abduction は不完全な知識を扱える推論であり、設計、計画問題等の問題領域に 適用可能である。しかし、推論速度はNP-completeのオーダーであると示されてお り、そのために推論を並行、並列にする研究が様々行なわれてきた。一方で、 abduction は Bayesian model と等価であるという指摘もある。 確率推論モデル(Bayesian modelを含む)も不完全な知識を扱う体系として重要な 位置を占めている。最近、Bayesian model を市場モデルに写像することで分散確 率推論の可能性も議論されている。本論文では Bayesian network と Game theory を利用した multi-agent abduction の枠組を示し、それの利点、問題点を議論する。
multi-agent abduction, ゲーム理論, Bayesian model
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