********** 論文募集のご案内 **********    第6回マルチ・エージェントと協調計算ワークショップ (MACC)    ***************************** 日本ソフトウェア科学会「マルチ・エージェントと協調計算研究会」(略称 MACC) では, 下記要領で第6回ワークショップを開催します. 皆様, 奮ってご応募下さい. 1. 日時 1997年12月18日(木), 19日(金), 20日(土)(2泊3日) 2. 場所 神戸ワイン城 (神戸市立農業公園) [住所:] 〒651-22 神戸市西区押部谷町高和1557番地1 [電話:] (078)991-3911 [交通:] JR山陽新幹線新神戸駅 - (神戸市営地下鉄35分) - 西神中央駅 - (神戸市バス10分) - 農業公園下車 または, 中国自動車道滝野社インターより車で40分 [施設:] ワインミュージアム, サイクルスポット, パターゴルフ等 3. 目的 コンピュータシステムの高度化に従い, 超並列/分散環境における計算や知的 処理のモデル/理論が求められています. このような場では, 従来の単一体と してのプログラムモジュール群ではなく, 多くの、比較的独立したプログラム 単位(あるいは知能単位)が相互作用するマルチエージェントシステムが想 定されます. 本研究会およびそれの主催するワークショップは, 分散環境にお けるマルチエージェントシステムと協調計算機構の構築を目的とした研究者 の討論の場を提供するために設立されました. 日本のMACC, 北米を中心とした分散人工知能ワークショップ(Distributed Artificial Intelligence Workshop), ヨーロッパを中心としたMAAMAW (European Workshop on Modeling Autonomous Agents in a Multi-Agent World)の三者を母体とした国際会議 ICMAS (International Conference on Multiagent Systems)の第一回が1995年6月にサンフランシスコで開催され, また, 第二回が昨年の12月に京都のけいはんなプラザで開催され, 国内外から 280人を越える参加者が集まるなど, 本分野への関心はますます高まりつつあ ります. ICMASの第三回は1998年7月にパリ郊外で開催される予定です. (論文締切 11月21日, 詳細はhttp://www-leibniz.imag.fr/MAGMA/ICMAS98). ICMASに御投稿予定の内容に関して, 国内で議論する場としてもMACCをご活用下 さい. 4. テーマ/投稿区分 投稿は特別セッション, 一般セッション, ポスタセッションの3種類に分かれ ます. 特別セッションは研究会の新しい方向性を探求するため, テーマを絞って論文 を集め, 論文発表後に発表者とセッションチェアで, そのテーマにおける課題, 今後の展望等に関するパネルディスカッション等を行なう予定です. 以下のテーマでの特別セッションを予定しています. ・インターネットエージェント ・ロボカップ ・マルチエージェントとグループウェア/コミュニティウェア ・複雑系とマルチエージェント ・マルチエージェントシステムにおける確率モデル ・マルチエージェントシステムのビジネスへの応用 (イントラネット, 電子商取引, コンカレントエンジニアリングなど) その他の一般セッションの話題は主に以下の範囲を考えていますが, これら以 外でもマルチ・エージェントと協調計算に関連する話題であれば歓迎します. ・マルチエージェントシステムの形式モデル,およびアーキテクチャ ・協調行為,協調計算モデル,および協調アーキテクチャ ・分散・協調アルゴリズム/システム ・社会的モデル/システム, ・自律性,リフレクション ・コミュニケーション,対話モデル ・分散プランニング ・マルチエージェント領域における学習 ・創発的計算,マルチエージェント領域におけるカオス ・応用(ロボット,シミュレーション,ネットワーク管理,分散システム管理など) また, 十分な時間をかけた深い議論を可能とするため, ポスタセッションを行 ないます. ポスタセッションでは発表/ディスカッションの時間を1.5〜2時間 程度取る予定です。 投稿件数によっては投稿区分の御希望に沿えないことがあります。 5.論文発表 ・論文発表希望者は,A4版2ページ程度のアブストラクトを6部,10月27日まで にプログラム委員長に送付して下さい。 ・その際,投稿区分(特別セッション, 一般セッション, ポスタセッション), 学生/一般の区別,および会員/非会員の区別,連絡先,電子メールアドレス などをお知らせ下さい。 ・11月17日までに採否をお知らせします. ・論文発表者には当日,論文のコピーを参加人数分持参していただきます. ・論文は日本語または英語で書くものとします. 本文が日本語の場合は英語 の梗概を, 本文が英語の場合は日本語の梗概を付けて下さい. ・ワークショップ終了後,発表論文の修正版をLaTeXのソースファイルまたは PostScriptファイルの形で提出していただきます. 6. その他の参加 ・その他の参加希望者は,A4版1ページ以内のポジションペーパーを6部,11月 17日までにプログラム委員長に送付して下さい. ・その際,学生/一般の区別, および会員/非会員の区別,連絡先,電子メール アドレスなどをお知らせ下さい. ・参加申込者が60名を越えた場合はご希望に沿えないことがあります. ・論文発表以外の参加者は当日,ポジションペーパーのコピーを参加人数分持 参していただきます. 論文発表を申し込まれた方は参加の申し込みは不要です. 参加費は,宿泊費とワークショップ登録費からなります.食事代を含む宿泊費 は一率に 18,000円 です.ワークショップ登録費は,以下のようになります. (登録費用) 会員・賛助会員 非会員 ---------------------------------------------------------------------- 学生 4,000円 8,000円 一般 17,000円 27,000円 ---------------------------------------------------------------------- ワークショップに参加する場合は,原則としてワイン城への宿泊を前提としま す.また,上記の金額は予価であり,若干変更される可能性があります.なお, 日本ソフトウェア科学会に入会申し込み中の方は会員の費用で参加可能です. 参加費の支払方法については,参加申し込み受け付け後にご連絡いたします. 8.論文集 発表論文集はワークショップ終了後に作成する予定です. 9.プログラム委員会 横尾 真(NTTコミュニケーション科学研究所)[委員長] 石田 亨 (京都大学) 大澤 一郎(電子技術総合研究所) 大沢 英一(Sony CSL) 大澤 幸生(大阪大学) 奥乃 博(NTT基礎研究所) 小野 典彦(徳島大学) 北村 泰彦(大阪市立大学) 佐藤 理史(北陸先端科学技術大学院大学) 椹木 哲夫(京都大学) 島津 秀雄(NEC C&C研究所) 武田 英明(奈良先端科学技術大学院大学) 垂水 浩幸(京都大学) 所 真理雄(ソニー/慶應義塾大学) 中内 靖 (防衛大学校) 長尾 確(Sony CSL) 中島 秀之(電子技術総合研究所) 西田 豊明(奈良先端科学技術大学院大学) 橋田 浩一 (電子技術総合研究所) 本位田 真一(東芝ソフトウェア生産技術研究所) 松原 繁夫 (NTTコミュニケーション科学研究所) 10.連絡先 プログラム委員会: macc-staff@etl.go.jp プログラム委員長: 横尾 真 NTT コミュニケーション科学研究所 〒619-02 京都府相楽郡精華町光台 2-2 Tel: 0774 95 1829 Fax: 0774 95 1871 E-mail: yokoo@cslab.kecl.ntt.co.jp 事務局: 松原 繁夫(NTT, e-mail: matubara@cslab.kecl.ntt.co.jp)