MACC'97 一般セッション(ヒューマンインタフェース)論文
- 実世界指向分散ヒューマンインタフェースシステムのためのマルチエージェ
ント・インタフェースアーキテクチャ
- 岩倉裕子,白石陽,中内靖*,安西祐一郎
- 慶應義塾大学大学院理工学研究科,防衛大学校機械工学教室*
- 連絡先: iwakura@aa.cs.keio.ac.jp
- 梗概
本論文ではユーザの行動の不確実性に対応した実世界指向分散ヒューマンイン
タフェースシステムAIDA(Architecture for Interfacing Distributed
Agents)を提案する.AIDAは移動ロボット,計算機など,分散インタフェース
の構成要素をエージェントとしたマルチエージェントモデルに基づいており,
エージェント間の協調によりユーザの位置の不確実性への対応を可能としてい
る.また,各エージェントを確信度を利用した行動ベースアーキテクチャに基
づいて設計することにより,ユーザの注意の向きの不確実性への対応を可能と
している.さらに本論文では,AIDAを用いて研究室案内システムを設計・実装
し,実験によりAIDAの有効性を確認した.
- キーワード
実世界指向分散インタフェース、ユーザの行動の不確実性、マルチエージェントモデル、案内システム
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論文PSファイル(+gzip)
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Wed Jan 21 09:37:36 JST 1998