MACC'97 ポスタセッション論文
- 鉄道輸送間隔分散エンジニアリングシステムの設計
- 打田 大介[1],有澤 誠[2]
- [1]慶應義塾大学 大学院政策・メディア研究科,[2]慶應義塾大学 環境情報学部
- 連絡先: dada@mag.keio.ac.jp
- 梗概
日本における鉄道の制御方式は、輸送指令部による集中制御が一般的である。集中制
御は、命令系統が階層的であるため責任の所在も明確である。同時に、集中制御は鉄
道施設・設備の高密度利用のために不可欠であった。その反面、集中制御は列車制御
の故障に対するリスクが大きい。本研究では、制御システムを列車ごとに分散させ、
列車に自律性をもたせ、輸送間隔等の情報を列車が交換しながら、協調して運行する
システムの設計を行なう。
- キーワード
列車制御、自律分散、運転間隔最適化、協調運転
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Wed Jan 21 09:37:36 JST 1998