![]() 平成13年3月17日 日本デザイン学会理事会御中 <目的 > 人為的につくられるさまざまな情報世界に「形」を与えるデザインが不可欠となっている。われ われは、デザイン学における情報デザイン領域の発展と普及のため研究部会を発足する。本 研究部会は、情報技術や人文社会科学などの関連諸学との共同的研究コミュニティーの構築 を指向する。多様な研究活動をとおして、21世紀学問としての情報デザインの枠組み確立する とともに、「説明の学問」と「表現の学問」を相互補完する総合的学問としてのデザイン学を展 望してみようと考えている。 <活動形態> a)[内側に向けて] 情報デザイン関連の教育・研究・実践の有機的な連携の仕組みをつくりだす b)[外側に向けて] 関連諸学の複数研究会とゆるやかに共同する研究と実践の活動をおこなう c)[交流] 部会員による個別発表会だけでなく、幅広い専門家が参加する交通 communication、交流 exchangeの場づくりをこころみる <事業計画> 1)[カリキュラム開発] 関連する研究組織との連携による情報デザインの教育カリキュラム開発、および複数教育研 究機関による大学院レベルの実験的融合教育をこころみる 2)[共同ワークショップ実施] 異なる分野を結びつける、あらたな概念と言葉の探索をおこなうためにワークショップうやプロ ジェクトベースの共同的活動などをこころみる e.g. ことば工学研究会、CmCC研究会との共同ワークショップの実施を計画中 3)[交通、交流メディア開発] 展覧会としての研究発表会のような作品をベースにした交通と交流、また経営者、開発者、企 画者等ターゲット別にした情報デザイン論集(論文作品集)の編纂 注:CmCC研究会:コンピュータ・メディエイティッド・コミュニケーション・アンド・コミュニティ研究 会 <発起人(幹事)> 須永剛司(多摩美術大学)(主査) 両角清隆(東北工業大学)(副査) 寺沢秀雄(武蔵野美大) 岡本誠(はこだて未来大学) 原田泰(筑波大学) 大和田龍夫(NTT):研究会発足を前提にデザイン学会に入会予定 岡本章伺(NRI 野村総合研究所):同上 山崎真湖人(RICOH):同上 田中泉(カイデザイン):同上 <共同する研究組織(共同ワークショップの開催などを射程に入れて)>(2001.03現在) ・SIG-LSE ことば工学研究会(人工知能学会)、主査、堀浩一(東京大学、先端学際工学専 攻) ・CmCC 研究会、主査、野島久雄(NTT生活環境研究所)(組織改編中) ・mell メディア・リテラシーと学習研究会、主査、水越伸(東京大学、情報学環) ・DEE 教育環境のデザイン研究会(日本認知科学会)、主査、茂呂雄二(筑波大学、心理学 系)(調整中) ・情報メディア研究会(情報処理学会)(組織改編中)(調整中) ・ネットワーク社会とライフスタイル研究会(調整中) <連絡先> 須永剛司 tel: 0426-76-8611(多摩美術大学)、e-mail: <sunaga@tamabi.ac.jp> 両角清隆 tel: 022-229-1151(東北工業大学)、e-mail: <morozumi@titan.tohtech.ac.jp>
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