AgenTalk: マルチエージェント協調プロトコル記述

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AgenTalkはマルチエージェントシステムにおける協調プロトコルを記述するた めの言語です.分散人工知能の分野では契約ネットプロトコルなどの多くの協 調プロトコルが提案され,また,近年注目を集めているソフトウエアエージェ ントの実現には,応用領域に特化された種々のプロトコルが必要となることが 予想されます.AgenTalkではプロトコル記述に継承の概念を導入し,既存のプ ロトコルをベースに新たなプロトコル,また,応用に特化したプロトコルを容 易に記述できるようにしています. AgenTalkはNTTコミュニケーション科学研究所と京都大学工学部情報工学教室 石田研究室 石田亨教授 と共同で研究がすすめられているものです.

What's new?


ソフトウエア

AgenTalkの機能を実現したソフトウエア の初期バージョンがフリーソフトとして公開されています. このソフトウエアはCommon Lisp上で構築されており, Franz Inc. のUnix上の Allegro Common Lisp (ver. 4.2)及び Digitool, Inc. の Macintosh Common Lisp (ver. 3.0p2)の上で動作します.本ソフトウエア一式をま とめた 配布用パッケージ が用意されています(およそ330kbytes).

また,リファレンスマニュアルもWWW を通して利用可能です.


関連研究

Socia
エージェントネットワークSocia上で,卓上電子会議支援システムが研 究されています.Sociaの構築にはAgenTalkが用いられています.

出版物