感覚共鳴研究グループSensory Resonance Research Group
感覚共鳴研究グループについて
メンバー
研究員

西條 直樹グループリーダ

大石 悠貴

上村 卓也

渋江 遼平

成松 宏美

松村 聖司

松本 信義

南 宇人

駒崎 掲

鈴木 雄太

村田 藍子

山岸 慎平

楊 詠皓(Yung-Hao Yang)
客員研究員

大塚 翔
千葉大学 フロンティア医工学センター

近藤 洋史
中京大学 心理学部

麦谷 綾子
日本女子大学 人間社会学部 心理学科
人は、話しや身振りや表情によって他者に考えや感情を伝えようとします。相手は、聞く、見る、触るといった感覚を通してそれを受け取り、意図を理解しようとします。快・不快や喜怒哀楽などの感情が引き起こされることもあるでしょう。日常生活における人と人とのコミュニケーションは、このようなやりとりの繰り返しによって成立しています。ごくあたりまえのことのようですが、その背後では、感覚器の精巧なはたらき、脳における高度な情報処理や身体各部の変化など、意識にのぼらない膨大で複雑なプロセスによって支えられています。情報通信機器の問題や身心の障害によって、そのプロセスが何らかの形で妨げられたならば、コミュニケーションにたちまち影響が生じ、人と人とが共鳴しあうことはなくなるでしょう。
私たちは、このような情報処理を行う脳のメカニズムの解明を目指して、心理物理学、神経生理学、計算モデル、実体モデルなどのさまざまな角度から総合的に研究を進めています。その成果は、心と心をつなぐ情報通信技術の実現につながるものと考えています。
グループリーダ 西條 直樹