協創情報研究部では、世の中に溢れる大量の言語資源、SNSなどのリアルタイムのウェブ情報、実世界のセンサー情報などを結び付け、複合的に活用することで、これまでの情報処理を超えた知能の創出を目指しています。特にそのための計算原理やアルゴリズムの研究を進めています。
具体的には、統計的機械学習とそれに基づくデータマイニング、センサーネットワーク、自然言語処理、統計的機械翻訳から、 セキュリティや量子計算といった基礎理論まで幅広く研究しています。
協創情報研究部は以下の3つの研究グループから構成されています。

言語知能研究グループ

人間のようにことばを操るコンピュータの実現を究極の目標として、人間が話 したり書いたことばの意味をコンピュータで解析し、翻訳・要約・分類・質問 応答などのアプリケーションを実現する自然言語処理の研究と、人間が言語を 理解するメカニズムおよび言語理解メカニズムを幼児が獲得する過程を探求す る心理言語学の研究を行っています。

知能創発環境研究グループ

実社会の様々な複雑現象を、統計的学習理論、データマイニング、データスト リーム解析、センサーネットワークなどを駆使して解析するための基礎研究を 行っています。
特に(1)インターネットに代表されるような大規模で不定形、刻々と変化す る情報に内在し、その生成を司る潜在的意味構造を解明し、知識発見などに利 用する研究。(2)やさしく賢い「考える環境」を実現するため,センサネッ トワーク環境におけるセンサ情報を解釈し、実世界と情報世界を結びつける意 味処理技術の研究開発を行っています。

情報基礎理論研究グループ

計算機やネットワーク上で情報を巧みに操るための基礎理論を構築しています。 インターネット上の暗号通信プロトコルは本当に安全か?量子コンピュータ上 でうまく動くソフトウェアはどのようなものか?などを、情報科学、計算機科 学的手法を用いて追求します。これによって、安全で快適な情報流通サービス の実現を目指します。