MACC'97 ポスタセッション論文
- 学習のためのマルチエージェントシステムとその入札機構
- 山川宏
- 新情報処理開発機構
- 連絡先: yamakawa@flab.fujitsu.co.jp
- 梗概
実世界での学習を実現するために、再利用性、般化能力等において効果的なネットワーク構造をもつマルチエージェントシステム(エージェント・ネットワーク)を利用している。学習能力を実現するためのキーポイントは、
1)実世界情報をそのまま利用するパターンベースド知能システム、
2)強い定式化により学習空間を絞りつつ高機能を実現する、
の二点である。これまでに実際のロボットアームなどに適用してきた。本稿では入札機構を導入し、マニピュレータが物体を追跡するシミュレーションを用いて、分散した知識を統合してタスクを実
行できることを示した。
- キーワード
エージェントネットワーク、契約ネットワーク、自律学習、シンボルグラウンディング、物体追跡、分散人工知能、ニューラルネットワーク、リアルワールドコンピューティング
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Wed Jan 21 09:37:36 JST 1998