なぞりによる新しいテキストコミュニケーション

文章をなぞる動作で、文章が現れる速度を制御する”Yu bi Yomu”方式を使った読文の特性を調べています。”Yu bi Yomu”方式は、なぞり動作と動的な文表示を使って、読文行為を拡張します。これまでに、音声を付加した動的な文章表示を行った場合の読みやすさの向上や学習教材への応用の可能性を明らかにしました。”Yu bi Yomu”方式を使うと､自分の気持ちを豊かに伝えたり、文の内容についての深い理解を促進したりする事が可能になります。ショートメッセージでより細かなニュアンスを伝えたり、親しい人の読み上げ音声と動く文字を使って自分だけの絵本の作成をしたり、といった応用シーンが考えられます。

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