メディアの科学

実物鑑賞では得られない発見を得る

~高精細マルチバンド画像撮影による被写体のデジタル再現~

概要

美術品を直に鑑賞する際には、人間の目の限界から、被写体表面の微細な構造やわずかな色の違いが知覚できない状態にあります。本研究では、これら肉眼では知覚できない情報を簡易な方法で記録し、検出・可視化する技術を実現しました。今回の展示では、高精細マルチバンドカメラを用いて0.1mm/pixel以上の高解像度で撮影した可視光6バンド画像と赤外線画像に対し分光的色再現処理を施し、更に出力装置の特性に合せ補正した画像を表示する事で、被写体の正確な色再現に加え、肉眼では消えかかって見える線画や下絵を可視化するデモをご紹介します。

当日の様子

ポスター


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展示担当者

土田 勝
土田 勝
メディア情報研究部
村田 眞哉
村田 眞哉
メディア情報研究部
永野 秀尚
永野 秀尚
メディア情報研究部