ヒューマンインタフェースなど様々なアプリケーションで，カメラに映った人・物などの位置や向きを自動的に計測する技術が求められています．従来は，激しい速度変化をともなって動く対象や，対象が遮蔽により見えなくなってしまう場合に追跡を継続することが困難でした．私たちはこの問題を解決する手法としてメモリベースパーティクルフィルタを提案しています．本展示では，カメラに映った顔の位置と向きを追跡するデモンストレーションを交えて，提案手法をわかりやすくご説明いたします．