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人間は網膜で捉えた外界の複雑な動きを,速く,正確に認識することができます.脳の動き処理の入り口にあるセンサーはごく限られた空間範囲の動きだけを捉えています.私たちは,心理物理学的手法を駆使して,これらの情報を統合して知覚に結びつけるメカニズムを調べ,動きを見るシステムを広い分野で応用できるレベルまで掘り下げて理解することを目指しています.本展示では,この研究成果の一つとして,様々なタイプの動き信号が組み合わされた視覚パターンに対する知覚についての検討結果を,それにまつわるいくつかの運動視の錯覚とともにご紹介します.
展示パネル

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展示担当者

丸谷 和史
人間情報研究部
人間情報研究部