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流れる模様で文字をすらすら ~無意識的視覚・運動系の働き~
通信の遅れが避けられない遠隔操作などでは,表示の遅れにより,動きにくいものを操作しているかのような抵抗感が生じることが知られています.この煩わしい感覚は様々なネットワークサービスの品質を劣化させる要因となっており,これを解決する手段が求められています.そこで,我々は,人間の潜在的な運動制御の仕組みを利用して,腕を無意識的に加速させ,遅延に伴う抵抗感を軽減する新しい技術を開発いたしました.この技術は流れる模様を背景に表示するだけで実現でき,これまでの手法に比べて実装が容易であるというメリットを備えています.本展示では,この技術の効果を,文字を書くという運動において体験して頂けます.

展示パネル

ポスター
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展示担当者