研究講演
6/7(金)11:00~11:40

身体のリアリティ

~私たちはどのように自分の身体を認識するのか~
人間情報研究部 北川 智利

概要

私たちは,自分の身体がどんな大きさで,どんな形をしているかを感じることができます.私たちは,自分の身体がいつも同じ形で安定しているように感じていますが,実は,ちょっとした細工で,腕が伸びたり,手の模型を自分の身体の一部のように感じてしまう錯覚が生じます.このような錯覚から分かってきたのは,私たちの身体の認識は,体性感覚や視覚,聴覚などの感覚情報に基づいて,常に柔軟に更新されているということです.脳が身体を認識するメカニズムの解明は,身体感覚を伴ったリアリティの高い情報通信技術につながることが期待されます.

講演アーカイブ

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身体のリアリティ
~私たちはどのように自分の身体を認識するのか~
36分
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講演者紹介

人間情報研究部
北川 智利