コミュニケーションと人間の科学

変幻灯(デフォーメーション ランプ)

~静止した対象や空間に動きをつける不思議な照明~

概要

身近な事物に新しい印象を与える手法として、プロジェクタを使って対象に映像を投影する「プロジェクションマッピング」が有効です。プロジェクションマッピングでは、対象の表面をキャンバスとして様々な視覚効果を生み出すことができますが、従来技術では止まった対象自体が動いているという印象を与えることはできませんでした。今回、人間が自然な動きを知覚する際に働く視覚情報処理の科学的知見を応用し、印刷物などの止まった対象に様々な動きの印象を与えることのできる技術「変幻灯」を開発しました。「変幻灯」では錯覚を利用して、炎のゆらめきや、風の印象、人物が生きているような動きなどを絵画や写真に加えることができます。

当日の様子

ポスター


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展示担当者


河邉 隆寛
河邉 隆寛
人間情報研究部
澤山 正貴
澤山 正貴
人間情報研究部

西田 眞也
西田 眞也
人間情報研究部