コミュニケーションと人間の科学

何でも「それっぽく」しゃべりたい!

~英語音声コーパスを用いた発話リズム変換則の学習~

概要

日本語母語話者が発話した英語音声は、ネイティブに伝わりにくいことがよくあります。我々はこれまでに、言語による発話リズムに着目し、「それっぽくしゃべります」という発話リズム変換技術を考案してきました。しかしながら、変換には、予めネイティブによる同一文章の読み上げ音声が必要であるという課題がありました。今回、日本語母語話者132名の英語文章音声を用いて、統計学習により日本語母語話者の発話リズムをネイティブっぽく変換する規則を構築しました。これにより、英語音声の発話リズムをネイティブっぽく変換するための課題が解決されるため、様々な応用が期待されます。

当日の様子

ポスター


ポスターの画像をクリックすると、PDFファイルが開きます。

展示担当者


廣谷 定男
廣谷 定男
人間情報研究部

五味 裕章
五味 裕章
人間情報研究部

雨宮 智浩
雨宮 智浩
人間情報研究部

伊藤 翔
伊藤 翔
人間情報研究部