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微笑み合いから分かり合う気持ちを察知
複数人対話の場面を対象として,対話者の表情と視線の情報から,対話間でいつ共感/反感しているかを自動で推定するという新しい技術を紹介します.従来,感情研究では一人の人物の内面のみに着目していたのに対して,本研究では新たに人と人との会話の状況を対象とし,その中での人物間の感情のやり取りとして,共感・反感という現象に着目しました.推定には,共感の場合にはお互いに見合って表情が一致する傾向,逆に反感の場合には一方が視線をそらしたり表情の不一致の傾向が見られることを利用します.この現象を確率的にモデル化することで,対話中の二者がいつ共感/反感しているのかをその程度を含めて推定できるようになりました.

展示パネル

ポスター
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展示担当者