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雑音を消し残しても大丈夫! ~収音技術の不足を補い音声認識の長所を活かす統合技術~
実環境における収音技術では,雑音や残響を除去することで,音声をより聞き取りやすくすることができます.しかし,そのような処理音声にも,所々に処理歪みが残るため,十分な音声認識性能が得られません.雑音・残響下でより高精度に音声認識を実現するためには,収音技術の不足を補う音声認識技術が必要です.本発表では,処理歪みが大きい時間区間は音声の信頼性が低いと仮定します.そして,信頼性の低い時間区間が音声認識結果に与える影響を弱めることで,処理歪みの影響を軽減し,音声認識誤りを起こりにくくします.すなわち,音声認識性能が向上するように処理音声の信頼性を推定することで,合目的な統合を実現します.

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