研究講演
6/7(金)13:00~13:40

革新的発展期を迎えた機械翻訳

~統計翻訳で越える技術文献の言葉の壁~
協創情報研究部 永田 昌明

概要

この10年で機械翻訳の研究は大きく変化しました.その変化は二つに要約できます.一つは,専門家が翻訳規則を記述するルールベース翻訳に代わって,対訳データから翻訳規則を自動学習する統計的機械翻訳という技術が進歩したことです.もう一つは,翻訳精度の評価に関して,従来の主観評価に加えて,人手を介さない自動評価手法が開発されたことです.本講演では,世界で最も翻訳が難しい言語対の一つである英語と日本語の統計的機械翻訳および翻訳自動評価に関する革新的な研究成果を紹介し,機械翻訳の実用化への道筋を示します.

講演アーカイブ

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革新的発展期を迎えた機械翻訳
~統計翻訳で越える技術文献の言葉の壁~
38分40秒
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