PARTHENONダウンロード：SunOS

PARTHENON (暫定版)　ダウンロード

SunOS 4.1.4

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PARTHENONのSunOS用ファイル一式を用意しました.

1. ダウンロード

以下の表からファイルをダウンロードしてください.

PARTHENON バージョン	CPU	SunOS バージョン	ダウンロードするファイル	ファイル・サイズ (バイト)	ライセンス有効期限
2.4.1	sparc	SunOS 4.1.4	parthenon-2.4.1-sparc-SunOS-4.1.4.tgz	5736567	2002年 3月31日まで

次に, 以下の追加セルライブラリのうち, 必要なものがあればそれらもダウンロードしてください.

ファウンドリ	セル	セル・ライブラリバージョン	ダウンロードするファイル	ファイル・サイズ (バイト)
ALTERA	altera	1.0.1	pcd-ALTERA-altera-1.0.1-any.tgz	9118
GATEFIELD (注意事項３)	GF100K	1.0	pcd-GATEFIELD-GF100K-1.0-any.tgz	10772
GATEFIELD (注意事項３)	GF250F	1.0.1	pcd-GATEFIELD-GF250F-1.0.1-any.tgz	11678
NEC	cmos9	1.0	pcd-NEC-cmos9-1.0-any.tgz	66294
XILINX	lca	1.0	pcd-XILINX-lca-1.0-any.tgz	8875

以上により

parthenon-(PARTHENONバージョン)-sparc-SunOS-4.1.4.tgz

というファイルが一つと,

pcd-(ファウンドリ)-(セル)-(セル・ライブラリ・バージョン)-any.tgz

というファイルが必要な数だけ用意できれば, ダウンロード作業は完了です.

2. インストール

以下の説明では,

(PARTHENONバージョン)＝2.4.1
(追加セル・ライブラリ)＝XILINX/lca, NEC/cmos9
(追加セル・ライブラリのバージョン)＝すべて1.0

の場合の例を使っていますので, それぞれを適切に読み替えてください.

１でダウンロードしたファイルは, PARTHENON を構成するファイル一式を tar(1) でまとめて gzip で圧縮したファイルです. したがって, 以下のようにしてこのファイルを展開すればインストール作業は完了です.

まず, スーパーユーザになります (注意事項２).

# su - Password: (スーパーユーザのパスワードを入力)

次に, gunzip と tar を使って, ダウンロードした PARTHENON のファイルを /usr/local の下に展開します.

# gunzip -c parthenon-2.4.1-sparc-SunOS-4.1.4.tgz | (cd /usr/local; tar xf -)

追加のセル・ライブラリをインストールする場合には, gunzip と tar を使って, ダウンロードしたセル・ライブラリのファイルを /usr/local/parthenon/cell_lib.dir の下に展開します.

# gunzip -c pcd-XILINX-lca-1.0.tgz | (cd /usr/local/parthenon/cell_lib.dir; tar xf -) # gunzip -c pcd-NEC-cmos9-1.0.tgz | (cd /usr/local/parthenon/cell_lib.dir; tar xf -)

/usr/local/parthenon 以下にファイルが正常に展開されていれば, インストールは完了です. ダウンロードしたファイルは不要ですので, 削除してかまいません.

3. PARTHENONを使用するための設定

PARTHENONを構成する全てのファイルは,

/usr/local/parthenon

というディレクトリの下にインストールされています. PARTHENONを使用するには, 次のように実行ファイルの検索パスを追加設定してください.

(Borne shell 系のシェルの場合)
# PATH=/usr/local/parthenon/com; export PATH
(C shell 系のシェルの場合)
% set path = (/usr/local/parthenon/com $path); rehash

なお, 従来のバージョンのように環境変数 PARTHENON を設定する必要はありません (注意事項１) が, なんらかの理由により設定しなければならない場合には, 以下のようにして必ず正しい値を設定してください.

(Borne shell 系のシェルの場合)
# PARTHENON=/usr/local/parthenon; export PARTHENON
(C shell 系のシェルの場合)
% setenv PARTHENON /usr/local/parthenon

以上で PARTHENON を使用するために必要な設定作業は終了です.

4. パスワード・ファイルの更新 (ライセンス期限切れ時)

１でダウンロードしたファイルには, 表に記載してある有効期限を持つライセンスが同梱されていますので, この期限までお使いいただけます. この期限を超過したときには, 以下のようにしてパスワード・ファイルを更新してください.

まず, 新しいパスワード・ファイル parthe.non を用意します.

次にスーパーユーザになって, ダウンロードしたファイルを /usr/local/parthenon/com/parthe.non としてコピーします (注意事項１). たとえば次のようにします.

# su -
Password: (root のパスワードを入力)
# /usr/bin/install -m 644 parthe.non /usr/local/parthenon/com/parthe.non

以上でパスワード・ファイルの更新作業は完了です.

5. アンインストール (消去)

インストールされた PARTHENON をシステムから消去するには, root になってから /usr/local/parthenon 以下のファイルを全て削除してください.

# su - Password: (root のパスワードを入力)
# rm -rf /usr/local/parthenon

以上で PARTHENON のアンインストール作業は完了です.

6. 注意事項

注意事項1. インストール・ディレクトリの変更について

デフォルトのインストール・ディレクトリ (/usr/local/parthenon) 以外のディレクトリにインストールしなければならない場合は, ファイルを展開する位置を適切に変更してください. 例として /somewhere/parthenon の下にインストールする例を挙げます.

# gunzip -c parthenon-2.4.1-sparc-SunOS-4.1.4.tgz | (cd /somewhere; tar xf -) # gunzip -c pcd-XILINX-lca-1.0.tgz | (cd /somewhere/parthenon/cell_lib.dir; tar xf -) # gunzip -c pcd-NEC-cmos9-1.0.tgz | (cd /somewhere/parthenon/cell_lib.dir; tar xf -)

ただし, このようにインストールする場合, 以下の点に注意する必要があります.

上記例の通り, 追加セル・ライブラリの展開先が, /somewhere/parthenon/cell_lib.dir になります.
parthenon の部分まで含めてインストール・ディレクトリを変更する場合は, 展開後にできるディレクトリ parthenon の名前を mv などで変更してください.
PARTHENON を使用する際に, /usr/local/parthenon/com ではなく /somewhere/parthenon/com を実行ファイルの検索パスに追加する必要があります.
PARTHENON を使用する際に, 環境変数 PARTHENON の値を /somewhere/parthenon に設定する必要があります.
パスワード・ファイルの位置が /somewhere/parthenon/com/parthe.non となります. したがってパスワード・ファイルの更新時に, 新しいパスワード・ファイルをこの位置にコピーする必要があります.