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6月10日 11:30~12:00 インタラクション研究は一発芸の集まりでよいのか メディア情報研究部 山下 直美

概要

  人と人のコミュニケーションを工学的に支援するアプローチには大きく分けて二種類あります.一つ目のアプローチは,高度なICT技術を利用することによって新規的なコミュニケーション支援方法を発明しようとするものです.二つ目のアプローチは,コミュニケーションの本質を発見し理解することによってコミュニケーションの支援方法を提案しようとするものです.日本におけるコミュニケーション支援研究の大半が前者のアプローチをとっており,その結果,技術そのものの多機能化や高性能化が先行してきました.本講演は,後者のアプローチを取ることによってユーザの隠れたニーズをどのように発掘し支援と結び付けるか,研究例を中心にご紹介いたします.

講演アーカイブ

下記より本講演の動画をご覧頂けます.
インタラクション研究は一発芸の集まりでよいのか
34分58秒
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講演者