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光で音をつかまえる

~LEDと高速カメラで挑む超多チャネル音響信号の観測~

概要

複数のマイクを並べて使用するマイクロフォンアレイは、マイク数を増やすことで、音響空間をまるごと観測し臨場感再現、指向性収音、雑音除去などの機能を高めることが可能です。しかしながら、そのような大規模アレーを作成することは、配線の煩雑さやコストの面から困難でした。我々のグループでは並列性に優れる可視光通信を利用することでこれらの問題を解決し、非常にたくさんのチャンネルの音響信号を同時に観測する技術を確立しました。受信機である高速カメラなどの性能向上を考慮すれば、近い将来10000チャネル以上の音響信号の同時取得が可能です。これにより頑健性の高い指向性収音や超臨場感音場伝送などへの応用が期待されます。

当日の様子

ポスター


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会場図

展示担当者


Gabriel Pablo Nava
Gabriel Pablo Nava
守谷特別研究室

白木 善史
白木 善史
守谷特別研究室

鎌本 優
鎌本 優
守谷特別研究室

佐藤 尚
佐藤 尚
守谷特別研究室

原田 登
原田 登
守谷特別研究室

守谷 健弘
守谷 健弘
守谷特別研究室