6/5 13:00~13:30 基礎研究は「時代」とともに在り ~アイデアの源泉とイノベーションの種~ 前田英作(NTT コミュニケーション科学基礎研究所 所長)
6/5 13:40~14:35「ポスト構造主義以後」の観点から情報社会を考察する 千葉雅也(立命館大学大学院 先端総合学術研究科 准教授)
6/5 14:45~15:40「「フカシギの数え方」から広がる世界 ~離散構造処理の現在と今後の展望~ 湊真一(北海道大学 大学院 情報科学研究科 教授)
6/6 11:00~11:40身体に表れる心、心を導く身体 ~科学的マインドリーディングの可能性~ 柏野牧夫(人間情報研究部)
6/6 13:00~13:40 音声をよりクリアに、音楽をより豊かに ~残響制御が切り拓く“音”の世界~ 木下慶介(メディア情報研究部)
6/6 13:50~14:30 因数分解だけではない量子計算の魅力 ~量子探索技術の可能性を探る~ 谷誠一郎(協創情報研究部)

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ごあいさつ

「オープンハウス2014」へようこそ

  NTTコミュニケーショシ科学基礎研究所「オープンハウス2014」へご来場頂き、心より御礼申し上げます。
  21世紀に入って情報通信技術の開発と普及が急速に進み、日々の生活は大きな変貌をとげました。私たちはその便利さを享受する一方で、あふれかえる情報の中でわが身の処し方に迷い右往左往しているのも事実です。「時代」の様相が目まぐるしく変わりゆく中で、技術進化の袋小路に迷い込むことなく、基礎研究自身もその内容と戦略とを常に見直していかなければなりません。
  NTT コミュニケーション科学基礎研究所では、二つの基礎研究について情報科学と人間科学の両面から取り組んでいます。一つは、時代を創る基礎研究です。5年後、10年後に花開くかも知れない技術と知見を少しずつ積み上げていくことにより、新たな時代への準備を世界に先駆けて行います。もう一つは、時代の要請に応える基礎研究です。これまで培ってきた技術と知見を利用して、私たちが今まさに直面している社会課題に挑戦していきます。
  オープンハウス2014では、「ビッグデータの科学」、「計算と言語の科学」、「メディアの科学」、「人間とコミュニケーションの科学」の4領域について、当研究所の活動を幅広くご紹介いたします。二日間のささやかな企画ではありますが、ご来場の皆さまにとって有益で愉しいひとときとなれば幸いに存じます。

NTT コミュニケーション科学基礎研究所 所長
前田英作
NTT コミュニケーション科学基礎研究所 所長 前田英作