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社会情報研究部

社会情報研究部長

研究グループ

佐藤 哲司 (Tetsuji SATOH)

自然言語研究グループ

補佐担当

分散協調理論研究グループ

松原 繁夫 (Shigeo MATSUBARA)

社会インタラクション研究グループ


過去10年間のインターネットの普及発展は,15世紀の活版印刷の登場に匹敵する重大な社会情報基盤の変革といえる.活版印刷によって情報のコピーが安価に大量に作成可能となり,大衆に向けた情報発信(One-to-Many)が劇的に変容した. 一方,インターネットは,情報をその格納媒体であるメディアの制約から解き放ち,情報発信のコストを大幅に軽減し,人から人への直接(Person-to-Person)的な情報流通を可能とした.全世界の個と個を対等な関係でつなぐOne-to-One指向の情報流通は,これまでの社会が暗黙のうちに前提としていた階層的な社会構造を根底から覆すほどのポテンシャルを持ち,情報そのものの価値についても新たな定義が必要となってきている.

インターネットが特定の用途の為だけでなく日常生活の中にコモディティとしてとけ込んできている状況において, 社会情報研究部では,個人と個人あるいは個人の集合体である社会と個人との関係を再定義し, 日々の生活の中で変容していく両者の関係を解明していくことにチャレンジしている. 人々が活動している実社会空間に情報空間が融合され変容していく拡張実社会のモデル化と, 拡張実空間で実現されるサービスの創出を目標として研究を進めている.

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最終更新日:2003年7月11日

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