おめめの手術(一回目)

一度目の手術の日。10:30から手術なので、10:00頃に病院へ行く。
いきなり看護婦さんに「誰かと一緒に来た?」と訊かれる。
一人では帰れないくらいのダメージがあるのか???

私の前に、小学6年生の男の子が同じ手術をすることになっていた。
でも、その子の手術が11:00をすぎても終わらない。
なんでも、その子がすごいいやがって、手術が始められなかったそうだ。
余談だけど、小学6年生っていうのは、マンガとかでいらん知識とかもあって
最も痛みに対する恐怖心が強い年頃らしい。

で、結局手術が始まりそうな気運が高まってきたのは12:00頃。
廊下で座って待ってると、「じゃ、麻酔しますねー」と看護婦さんが近づいてくる。
麻酔は点眼のみ。要するに、目薬を2、3滴たらすだけ。
ほんとうにこれで効くのか???
そんな私の不安をよそに、前の男の子の手術が終了。
「いたい。いたい。いたい。いたい。いたい。いたい。(以下略)」
と言って出てくる。
これから手術うける人(私)の前でそんなん言うなーーーーー!

とか思っていると「はい、じゃ、次あらきさん。どぞ」
とか、気軽に呼ばれる。

つづき


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