おめめの手術(一回目)

手術室に入ると、ベッドに寝かされて、手術を受ける方の眼のまわりを消毒して
眼のところにあなぼこがあいた布を顏にかぶせられる。
麻酔もあと数滴されたかな。

で、まばたきできないように、金属の器具でまぶたを固定される。

次。めんたまの固定。
これは人に話すとみんなびっくりする。
斜視の手術では眼の横の筋肉をいじるので
白目のところを開いて処置をする。
ということは黒目がキョロキョロ動くと、すんごい邪魔だし危険。
というわけで、黒目を固定いたします。
この方法が!!!

1:黒目の横に、小さな金属を刺す。
2:その金属に糸を引っかける
3:右 or 左に思いっきり引っぱる!

これで黒目はいやでも横を向いてしまって、白目のところが剥き出しになります。
(ここは、手術を受けていたときに、こうやられた!と感じただけなので
固定法は、もしかしたら違っているかもしれないです。
もし違っていたら、正しいことを教えてください。)

めんたまの固定も終わったし、いざ手術開始の合図。。。。。は無かった!
眼の上に顕微鏡みたいのが来たと思ったら「鋏」という先生の声がして
眼に金属が近づいてきた。
で、次の瞬間、視界が赤く染まった。
はさみを使って角膜をめくられたんですね。
そう。眼の手術だから、眼を開いていないといけない。
ってことは、眼に近づいてくるメスとかはさみとか針とか
ぜーんぶ見えちゃう。(註釈)斜視の手術を受ける方へ
しかも血管が切れるたびに、視界が血で染まる。
かなりホラーだ。。。。

つづき


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