少子高齢化や核家族化が進み、育児不安やストレスが蔓延する世の中で、育児へのサ
ポート、そしてこどもへのケアは社会的に重要な問題であり、メディアや科学技術が
果たす役割は非常に大きいものがあります。こどもを安心して育てられる環境を目指
し、今、私たちに何ができるか、そして将来、どんな形の育児サポートがあるのかを、
各方面でご活躍のパネリストにご登壇いただき、議論します。開氏(東京大)には「赤ちゃん学・脳科学」、堤氏(NHKエデュケーショナル)には「公共放送」、中野氏(NTTレゾナント)には「ウェブサービス」、河田氏(NTT研究所)には「通信技術」の観点から簡単に話題提供をいただき、その後パネリスト全員で、育児の現状とその未来について考えます。