計算と言語の科学~情報処理をより賢く,安全に~

ネットワークの安全性を厳密に評価します

~フォーマルメソッドを用いた暗号プロトコルの安全性検証~

概要

秘匿性確保やなりすまし防止などのセキュリティを重視する通信では暗号プロトコルと呼ばれる仕組みを用います。暗号プロトコルでは暗号や電子署名などを組み合わせて用いますが、組み合わせの誤りなどにより思わぬ欠陥が生じることがあります。そして広く用いられているプロトコルで欠陥が発見されると、多くの利用者が攻撃の危険にさらされるとともに改修と配布に多大な費用が発生します。本研究はこれを防ぐため、暗号プロトコルの仕様から、実際にプロトコルを実行することなく安全性を評価します。膨大な数の攻撃から成功確率が無視できるほど小さいものをあらかじめ除外し、残りの攻撃のみを調べることで高速化を可能にしました。

当日の様子

ポスター


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会場図

展示担当者

櫻田 英樹
櫻田 英樹
協創情報研究部
藤田 邦彦
藤田 邦彦
協創情報研究部
真野 健
真野 健
協創情報研究部
塚田 恭章
塚田 恭章
協創情報研究部