研究分野
我々は自分の周りを知っているつもりになっていますが、人間は、自分の外界の一部の情報しか受け取っていません。 脳は、いわゆる五感といわれる感覚器からの入力情報を使い、矛盾の少ない周りの世界を頭の中に再構成しているというのが現実です。 しかも、それらの処理は進化の過程で得られたものであり、野山を駆け巡る為に適しています。 文明の進展により、人工物や抽象化された情報が爆発的に増えましたが、我々の体の仕組みはこの環境に必ずしも適して作られてきたものではありません。 私の研究の根幹は、この体の持つ仕組みと、人間が自ら周りに作り上げた環境とのギャップを、情報処理的な観点から明らかにして、そのギャップを埋めるということにあります。
研究プロジェクト(過去含む)
可視光通信による集団計測
音と呼吸
- 吸うときは音にびっくり?[呼吸位相と音の呈示タイミング]
- 音と呼吸が同調すると聞こえが変わる
触覚による呼吸誘導
ブレインマシンインタフェース
- 液圧駆動型神経電極
- 高速化テンプレートマッチングによるスパイクソーティング