"Parallel Lives"

安藤 英由樹、  草地 映介、 渡邊 淳司

English

本作品は2台のタッチパネルモニタからなり、それぞれのモニタ映像のなかには人が歩いています。ひとつのモニタのなかは実体のみで影がない人の世界で、もう一方のモニタのなかは影のみの人の世界。

モニタに映る人が触れられると、触覚を伴って消え、もう一方の世界に現れる。
人は触れられることで、その存在の形態を変えながら2つの世界を行き来します。実体と影の2つの世界が、触覚を通して結ばれることで、わたしたちの見ると触るという感覚と、何かが存在するということの意味を問いかけます。

 

展示履歴

文化庁メディア芸術祭 京都展
2010年9月2日~9月12日
@京都芸術センター

文化庁メディア芸術祭 岡山展 TOUCH&SEE 触ってみよう!見てみよう!
2010年10月30日~11月7日
@岡山市デジタルミュージアム

文化庁メディア芸術祭 巡回企画展 in 宮崎 
2011年1月29日~2月13日
@みやざきアートセンター

文化庁メディア芸術祭 山梨展 ~つながる・かんじる・ひろがる~ 
2013年1月13日~1月20日
@山梨県立図書館

 


影の人と実体の人を触る様子


壁面に投影されたそれぞれの画面

 

 

(c) Hideyuki Ando, Eisuke Kusachi, Junji Watanabe (2018)

watanabe.junji@lab.ntt.co.jp