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高速かつ安全な暗号を求めて (1994~1996)

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インターネットなどでは盗聴を防ぎ、改ざんを検出するために公開鍵暗号が広く使われています。代表的な公開鍵暗号であるRSA暗号には低指数攻撃に対する安全性および復号化の遅さ等の問題がありました。これらの問題を解決するために、当研究所では1991年から95年にかけて、RSA暗号を3次曲線上で実現する「3次曲線に基づく公開鍵暗号」を複数考案し、安全性と復号化速度の向上を実現しました。