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人間の発声動作をロボットで再現 (2003)

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肺、喉、口や鼻など発声に必要な器官の構造を模擬したロボットを開発しました(早稲田大学との共同研究)。このロボットは肺から空気を送り出して声帯を振動させ、舌や唇などの動きで空気の通り道の形を調節し、様々な声の高さの母音や子音を生成することができます。また人間が自然に言葉を話しているときの舌や唇などの運動データを基に、ロボットの各部の最適な動かし方を決定する手法を考案し、ロボットに人間と同様な滑らかな単語音声を発声させることに成功しました。