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異文化間コミュニケーション支援 (2004)

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第二母国語(共通言語)を得意としない人にとって母国語以外の言語で話すことは多大な負担を伴います。機械翻訳はそのような人々の負担を下げ、異言語間コミュニケーションの架け橋となり得る技術です。私たちは、機械翻訳を介したコミュニケーションを分析することによって、従来の機械翻訳研究(単方向の翻訳精度の向上)の延長線上に円滑な多言語コラボレーションが実現できないことを実証し、言語対間の対称性と一貫性を保持することの重要性(機械翻訳システムでは言語対間の連携の必要性)を示しました。