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人と人との会話を解き明かす (2007)

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人と人が対面で行う会話では、言語情報だけではなく、顔の表情、視線、手振り身振りといった様々な非言語情報が重要な役割を果たしています。こうした人と人との会話のメカニズムを解き明かし、よりよいコミュニケーション環境の実現を目指して、会話の場面を画像や音声により観測し、それらデータから人の顔の動きや発話といった人の行動を認識し、「誰が誰を見ているか」「誰が誰に向かって話しているか」「誰が誰に応答しているか」など会話の基本的構造を推定する技術を提案しました。また、そのデモとして世界に先駆けて実時間で動作するシステムを実現しました。