Shigeto Furukawa
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古川 茂人 Shigeto Furukawa, Ph.D.
NTT コミュニケーション科学基礎研究所
/
人間情報研究部
上席特別研究員
e-mail: shigeto,furukawa,ne*hco,ntt,co,jp (「*」は「@」、「,」は「.」に置き換えてください)
〒243-0198 神奈川県厚木市森の里若宮 3-1
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研究分野:聴覚の心理物理学・神経生理学
聴覚情景分析メカニズム
注意と顕著性
音・音響環境の質感
空間知覚
生理機能の計測・評価・モデリング
脳波(脳幹~皮質)
瞳孔・眼球運動反応
耳音響放射
人工ニューラルネットワーク
聞こえの困難のメカニズムと評価
隠れた難聴
騒音性難聴
高齢者の聞こえ
自閉症・聴覚過敏
News
成人自閉症スペクトラム症者と定型発達者では、両耳間レベル差と時間差に対する感度が異なる傾向を示した
論文
(Fujihiraら)が、Scientific Reports誌に掲載 (2022.11).
注意を向けている音の方向の明るさに対応して瞳孔径が変化することを報告する
論文
(Liao ら)が、Journal Cognitive Neuroscience誌に掲載 (2022.10).
JSTさきがけ「生体多感覚システム」公開シンポジウム
にて"聴覚の"中次"情報処理 "という題目で講演(2022.4.17 オンライン)
瞳孔径のゆっくりとした変動が知覚交代の頻度と関連していることを示唆する
論文
(Suzuki, Liao, & Furukawa)が、Psychophysiology誌に掲載 (2022.2).
第 7 回視覚生理学基礎セミナー
にて講演(2022.2.20)
入力刺激のタイミングや強度に関する予期が、聴覚抹消の情報処理を変調することを示唆する
論文
が、Cerebral Cortex誌に掲載 (2022.1).
音の振幅変調が蝸牛内で位相変調へと変換され、それが知覚にも影響を与えることを示した
論文
(Otsuka & Furukawa)がHearing Research誌に掲載(2021.6)
成人自閉症スペクトラム症者における聴覚末梢の異常を示唆する
論文
(Fujihiraら)がClinical Neurophysiolgy Practice誌に掲載(2021.6)
第15回日本分子イメージング学会学術集会
にて特別講演(2021.5.26)
編者として担当した「
音響学講座5 聴覚」
(コロナ社)が出版。「検出閾値・ラウドネス・強度弁別」「時間情報処理」の章も執筆。(2021.3)
錯覚の情報サイト「
イリュージョンフォーラム
」をリニューアルオープン。(2021.2)
サッカード運動の特性を目標物のモダリティ間(視覚vs聴覚)で比較した
論文
(Yamagishi & Furukawa)がFrontiers in Human Neuroscience誌に掲載(2020.11)
感覚フロンティア シンポジウム
にて講演(2020.10.31)
NHK BSプレミアム テレビ番組 「
ヒューマニエンス ~"聴覚" 世界をつかむ精緻な進化~
」にて聴覚の音源定位実験のデモおよび解説(2020.10.8)
音聴取に関連して生じる身震いするような感覚("frisson")とバイノーラル音との関係性を検討した
論文
(Honda ら)がFrontiers in Psychology誌に掲載(2020.3)
サッカードの動特性がタスクや瞳孔の状態を反映していることを示した
論文
(Yamagishiら)がJournal of Neurophysiology誌に掲載(2020.1)
分担執筆した「
生き物と音の事典
」(生物音響学会編;朝倉書店)が出版。「音楽・ピッチ感覚」「音源定位の仕組み」の項を担当(2019.11)
瞳孔・眼球運動反応と音の顕著性との関連に関する
論文
(Zhaoら)がJournal of Neuroscience誌に掲載(2019.9)
千葉大学における
シンポジウム
にて基調講演(2019.9)
音系列の規則性からの逸脱に対して瞳孔拡大反応が生ずることを報告する
論文
(Zhaoら)がNature Communications誌に掲載(2019.9)
音認識課題で訓練された深層ニューラルネットが、聴覚系と類似した構造で変調情報を表現していることを示した
論文
(Koumuraら)がJournal of Neuroscience誌に掲載。
報道発表
も。(2019.7)
分担執筆した「
基礎音響学
」(安藤彰男編著;コロナ社)が出版。「聴覚の基礎」を担当。(2019.3)
音楽聴取中の「サプライズ」と瞳孔径との関係を示した
論文
(Liaoら)がJournal of Eye Movement Researchにて公刊(2019.12)
分担執筆した「
ソーシャル・マジョリティ研究:コミュニケーション学の共同創造
」(綾屋紗月編著;金子書房)が出版(2018.11)
Seminar on brain, hearing and speech sciences for universal speech communication (Sendai, Japan)において、データ駆動型聴覚生理学研究に関する基調講演(2018.10)
音に基づく材質判断に対する残響環境の影響に関する
論文
(上村ら)および遠心性経路による内耳の反射反応に関する
論文
(大塚ら)がAcuta Acustica United with Acusticaに採録(2018.9)。
一般的な音分類課題に最適化された人工ニューラルネットが、聴覚系と類似した構造で変調情報を表現していることを示した資料を
bioRxiv
にて公開(2018.4)。
The 41th ARO Midwinter Meeting (San Diego, USA) のシンポジウム"Understanding auditory salience"において、"Eye metrics as indicators of auditory salience?"と題して講演(2018.2.13)。
北陸先端科学技術大学院大学 情報科学系セミナーにおいて、「身体反応から探る聴覚のメカニズム」と題する招待講演 (2018.1)。
光同期タッピングに基づく他覚的聴力検査に関する論文が
Acoustical Science and Technology
に採録(2018.1)。
上村らによる音に基づく材質判断に対する残響環境の影響に関する論文が
Scientific Reports
に採録(2017.12)。
聴覚末梢系の概要に関する解説が日本音響学会誌に掲載(2017.10)。
C. F. Altmannらによる、大脳皮質における両耳間レベル差・時間差手がかりの統合メカニズムに関する論文(2件)が
Frontiers in Neuroscience
および
NeuroImage
に採録(2017.7)。
山岸慎平らによる、音脈分凝の特徴ドメイン間比較に関する論文が
Hearing Research
に採録(2017.3)。
聴覚の時間情報処理に関する解説が
Audiology Japan
に掲載(2016.12)。
The 5th ASA-ASJ Joint Meeting (Honolulu, USA) において、スペシャルセッション"Perspectives of Research in Overlooked Hearing Problems"を共同企画(2016.11.28-12.2)。
日本音響学会秋季大会(富山大学)において、「ざっくりわかる聴覚生理」と題する招待講演 (2016.9)。
日本音響学会 第18回サマーセミナー(白馬)において、「聴覚研究のための基礎知識」と題する解説講義 (2016.9)。
T. Petsasらによる、聴覚変化検出に対する音の妨害効果に関する論文が
Hearing Research
に採録(2016.8)。
大塚翔らによる、蝸牛メカニクスと時間微細構造の処理の関係に関する論文が
Journal of the Association for Research in Otolaryngology
に採録(2016.8)。
山岸慎平らによる、皮質下における聴知覚の神経相関に関する論文が
Hearing Research
に採録(2016.6)。
Hsin-I Liaoらによる、逸脱音に対する瞳孔径反応の論文が
Frontiers in Neuroscience
に採録(2016.2)。
大塚翔らによる、オリーブ・蝸牛反射による強大音からの聴覚保護メカニズムに関する論文が
PLoS ONE
に採録(2016.1)。