または Media that Tie,あるいは “繋がる”ためのコミュニケーションメディア (Media for Connectedness Oriented Communication)
「情報洪水」(information overload)という言葉は, 問題の一面しか捉えていません. 別の側面から見るとこの問題は, 「私達は,時として過大なまでのコミュニケーションの機会に晒されつつある」 ということを意味しているのではないでしょうか. 言い換えれば,私達が直面しているのは "communication overload" なのではないでしょうか.
この状況に対応するためには,ふたつのアプローチが考えられます.
そこでのキーとなる考えは,
パーティー会場や,バザールでは何が起きているでしょうか?
このプロセスを,ネットワーク上に持ち出してみたらどうなるのか.
そこでは人やモノだけに限らず.
Web ページやメッセージといった多様な情報ともまた,
出会い,対話していける筈です.
(協調システム研究グループ 共通プロジェクト)
「いったい,ここでの議論はどうなっているんだろう?」
これは,メイリングリストなどでの議論の様子,その構造を,グラフィカルに可視化
するシステムです.人,時間,話題の三要素を,統合表示します.
(現
社会インタラクション研究グループ
所属の
松原 繁夫
氏のプロジェクトに参加)