研究展示

データと学習の科学

03

都市の人口分布変動から人の移動を再現

時間別エリア人口データからの移動傾向推定技術

どんな研究

群衆の位置情報を解析する上で、時間別エリア人口データ(いつ・どこに人が何人いたか)が注目を集めています。本技術はそのような時間別エリア人口データから、人の移動の主な傾向(いつ・どこから・どこへ何人移動したか)を推定します。

どこが凄い

移動傾向を推定するためには、たくさんの「観測された人口データの変化をうまく説明する群衆の移動パターン」の中から正しい解を絞り込む必要があります。本技術では、「都市における人間行動らしさ」を判断基準に組み込むことで、高精度な推定を実現しました。

めざす未来

本技術を用いることで、扱いの難しい個人の移動情報を利用せずに群衆の移動傾向を知ることが可能です。タクシー配車やバスの運行計画などの交通系サービスにおいて、「エリア毎の人数」に加えて「エリア間の移動人数」も考慮した、高度な運用計画の立案が可能になります。

関連文献

  • [1] Y. Akagi, T. Nishimura, T. Kurashima, H. Toda, “A fast and accurate method for estimating people flow from spatiotemporal population data,” in Proc. the 27th International Joint Conference on Artificial Intelligence and the 23rd European Conference on Artificial Intelligence (IJCAI-ECAI-18), 2018.
  • [2] 赤木康紀,西村拓哉,倉島健,戸田浩之,“人の移動の特徴を考慮した人口統計情報からの移動人数推定,” 日本データベース学会和文論文誌, Vol. 17-J, No. 9, 2019.
  • [3] 赤木康紀,西村拓哉,倉島健,戸田浩之,“人口データからの移動傾向推定の高速化について,” 第21回情報論的学習理論ワークショップ, 2018.

ポスター

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当日の様子

連絡先

赤木 康紀(Yasunori Akagi) サービスエボリューション研究所
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