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人間とAIがとらえる3D世界

大規模な評価データを用いた奥行き推定バイアスの比較

人間とAIがとらえる3D世界
どんな研究

私たちは写真から自然に立体を知覚でき、今やAIもその能力を獲得しつつあります。では、そうしたAIは、人間と同じような手がかりを使って3D世界をとらえているのでしょうか?本研究では、大規模データを用いて人間とAIの奥行き知覚における「間違い方のクセ」を比較しました。

どこが凄い

屋内外の多様な写真に対する人間の評価データを収集し、多数のAIと比較しました。その結果、AIは人間と共通のバイアスを持つ(例:遠くのものほどより手前に見える)一方、高精度なAIが、かえって人間とは異なる傾向を示す「精度と人間らしさの間のトレードオフ」を発見しました。

めざす未来

人間が3D世界をとらえる際の「間違い方のクセ」をAIで精密にモデル化することで、人間に寄り添う情報提示の実現に貢献します。画面越しのロボットの遠隔操作のような、錯覚や見間違いが起こりうる状況でAIが注意を促し、私たちの安全・安心をサポートする未来をめざします。

人間とAIがとらえる3D世界
関連文献

[1] Y. Kubota, T. Fukiage, “Human-like monocular depth biases in deep neural networks,” PLOS Computational Biology, Vol. 21, No. 8, e1013020, 2025.

[2] Y. Kubota, T. Fukiage, “Accuracy does not guarantee human-likeness in monocular depth estimators ,” arXiv, 2512.08163, 2025.

[3] Y. Kubota, T. Fukiage, “Benchmarking human and DNN biases in monocular depth estimation,” under review, 2026.

ポスター
連絡先

久保田 祐貴(Yuki Kubota)人間情報研究部 感覚表現研究グループ

共同研究先・外部資金

本研究は、日本学術振興会(JSPS)科研費(23KJ2226)の助成を受けて実施しました。

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