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実世界を見る眼や脳からココロを理解するマインドリーディングの日常環境への展開
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| どんな研究 |
複雑な日常環境の中でヒトの脳がどのように働いているか、またその状態を推定することはできるか、については未知の点が多くあります。ここでは、運転や動画視聴といった自然な行動中の眼や脳の情報を用いて、注意の向き・対象や動画の知覚イメージを推定する研究群を紹介します。 |
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| どこが凄い |
本研究では、比較的単純なココロの読み取りを対象としてきた従来の実験室研究のノウハウを応用して、より高次の情報である複雑な実世界環境下における注意の向き方や集中の度合い、動画に対する知覚イメージなどを読み取ることに成功しました。 |
| めざす未来 |
個人の特性や状態に応じて情報の提示方法や対話のあり方を調整することで、より良いコミュニケーションを実現できる未来をめざします。自動車運転の例では、漫然状態などを検出するドライバーモニタリングシステムへの応用が期待されます。 |
[1]山下純平, 鈴木雄太, 中西史佳, 山高大乗, 寺島裕貴, 丸谷和史, “実車走行下における眼球運動・運転操作の同時計測と予備的分析,” 日本視覚学会2026年冬季大会, 2026.
[2] H.-I. Liao, M. Montemayor, K. Haly, M. Kashino, S. Shimojo, “Interpersonal pupil synchronization during high-engagement team plays,” in Proc. The 47th European Conference on Visual Perception (ECVP2025), 2025.
[3] T. Horikawa, “Mind captioning: evolving descriptive text of mental content from human brain activity,” Science Advances, Vol. 11, No. 45, eadw1464, 2025.
寺島 裕貴(Hiroki Terashima)人間情報研究部 感覚表現研究グループ
本展示の成果は株式会社デンソーとの共同研究によるものです。
本研究のうち、[2]に関する部分は、JSTムーンショット型研究開発事業 (JPMJMS2295-02) の支援を受けて実施しました。[3]に関する部分は、JST PRESTO (JPMJPR185B) の支援および日本学術振興会(JSPS)科研費(JP21H03536)の助成を受けて実施しました。