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コミュニケーションと数理の科学
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分かる共感と伝染する共感を測る

認知的共感と情動的共感の測定用データセットの構築と解析

分かる共感と伝染する共感を測る
どんな研究

共感には頭で理解する共感感情が伝染して生じる共感がありますが、データや手法が乏しく両者の結びつきは未解明です。本研究では、送り手・受け手の感情強度の主観評価と心拍等の生理反応を同時に測り、多面的に解析することで二つの共感の結びつきと個人差を明らかにします。

どこが凄い

俳優と観察者の両者から感情強度評定と生理反応を時系列で取得した世界的に希少なデータセットを構築しました。データ解析により、相手の立場を想像しやすい受け手ほど理解は正確だが生理反応は送り手と同調しにくいことや、感情の種類でこの関係が変わることを明らかにしました。

めざす未来

二つの共感を測り分けて相手への感情開示なしに可視化することで、受け手自身が自分の誤解やすれ違い、情動的な距離の近すぎ/遠すぎに気づけます。状況や役割に合う状態へいざなう支援として、対話支援や遠隔でのストレス兆候検知、感情疲労・バーンアウト支援技術へ展開します。

分かる共感と伝染する共感を測る
関連文献

[1] A. Ota, S. Kumano, A. Murata, A. Nakane, S. Shimizu, “EMPAC: A Multimodal Dataset for Bridging Affective and Cognitive Empathy,” Frontiers in Psychology (under review), bioRxiv.

[2] 太田藍李, 熊野史朗, 村田藍子, 中根愛, 志水信哉, “共感刺激映像の特性評価-映像ごとの認知的・情動的共感の特徴-,” 電子情報通信学会 HCG シンポジウム 2024, 2024.

ポスター
連絡先

太田 藍李(Airi Ota)人間情報研究所 デジタルツインコンピューティング研究プロジェクト、熊野 史朗(Shiro Kumano)人間情報研究部 感覚共鳴研究グループ

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