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視覚で質感を伝えます

柔らかさと粘り気を伝える視覚提示手法

視覚で質感を伝えます
どんな研究

拡張現実(AR)では、物体の動きや変形を容易に再現できますが、納得のいく質感をその物体に与えることは、物理特性の単純な再現だけでは難しい場合があります。本研究では、見た目の質感特性を活かした錯覚を用いて、AR上でユーザに質感を伝達する試みを紹介します。

どこが凄い

素材の柔らかさや粘り気を、視覚錯覚で表現する手法を実現しました。しなやかさの錯覚では、AR空間での押し込み量と変形範囲を操作することで柔らかさを表現可能です。スライミーさの錯覚では、AR空間でユーザの指間に提示される領域の変形量を調整し粘り気を表現可能です。

めざす未来

触覚デバイスがなくても、視覚だけで質感を豊かに伝えられるインターフェースを実現し、AR体験のリアリティと表現の自由度を大きく拡張します。これにより、例えばオンラインでの商品選択を知覚的に支援するなど、日常生活の様々な場面での質感体験を豊かにします。

視覚で質感を伝えます
関連文献

[1] T. Kawabe, Y. Ujitoko, “Visual features involved in determining apparent elasticity elicit touch desire,” IEEE Transactions on Visualization and Computer Graphics, Vol. 31(10), pp. 9530 – 9536, 2025.

[2] T. Kawabe, T. Morisaki, Y. Ujitoko, “Unbreakable bond: induced viscosity between the fingers,” The 47th European Conference on Visual Perception, 2025.

ポスター
連絡先

河邉 隆寛(Takahiro Kawabe)人間情報研究部 感覚インターフェース研究グループ

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