研究展示

コミュニケーションと計算の科学

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こどもの感情発達レベルを測ります

表情・文脈・音声テストによる感情発達プロセスの解明

どんな研究

自分や他人の気持ちを理解する能力は対人コミュニケーションにおいて不可欠です。本研究では、その能力がどのように発達していくのかを明らかにするために、こどもの感情発達を多角的視点から 定量的に測定し、発達レベルを見える化します

どこが凄い

従来手法では研修を受けたエキスパートのみが実施可能であったテストを、タブレットアプリ化することにより場所の制約なくどこでも手軽に実施できるようにしました。また、本テストを用いることで、どの感情シグナルの理解が難しいのかや、発達がゆっくりな子を容易に発見することができます。

めざす未来

本テストを保育・教育機関に導入することで、こどもの感情発達を定期的に測定し、先生が気になる子や人とのコミュニケーションに困難を抱えている子に適切な支援ができるようになります。早期介入により、こどもの学校生活への適応や円滑な人間関係構築を支援することが期待されます。

関連文献

  1. N. Watanabe, S. A. Denham, N. M. Jones, T. Kobayashi, H. H. Bassett, D. E. Ferrier, “Working toward cross-cultural adaptation: Preliminary psychometric evaluation of the Affect Knowledge Test in Japanese preschoolers,” SAGE Open, 2019.
  2. N. Watanabe, T. Kobayashi, “Computerization of an emotion knowledge assessment for preschoolers: Supporting their school readiness,” in Proc.  International School Psychology Association 41st Annual Conference, 2019.

ポスター

展示説明ムービー

連絡先

渡邊 直美 (Naomi Watanabe) 協創情報研究部 インタラクション対話研究グループ
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