研究展示

コミュニケーションと計算の科学

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こどもの興味と発達に合わせて絵本を作ります

パーソナル知育絵本を用いた親子の絵本読み活動支援の試み

どんな研究

絵本の読み聞かせがこどもの言語発達を後押しすることはよく知られています。特に、興味や発達にあった絵本を読んであげることが重要です。本研究では、こどもの興味と発達にあった絵本をテーラメイドに作成する方法を提案します。読み聞かせを多くの親子に楽しんでもらうスキームも検証しています。

どこが凄い

こどもが言える語と興味があるものをウェブ上で親に回答してもらい、その情報を「幼児語彙発達データベース(幼児がいつどんな語を理解/発話できるかをモデル化)」と照合します。これから発話できそうな語をそれぞれの子に合わせて推定し、絵とともに挿入した絵本(パーソナル知育絵本)を作成します。

めざす未来

現在、沖縄県恩納村で乳幼児健診受診者に対し図書館でパーソナル知育絵本の受付と配布を行う実証実験を行っています。こうした取り組みからこの絵本の効果を探るとともに、図書館への来訪を促して絵本と触れ合う機会を増やすことにより、親子の絵本読み活動を後押しできるかどうかを検証しています。

関連文献

  1. NTTグループウェブサイト TOPICS: 「パーソナル知育絵本を用いた親子の絵本読み活動の支援に関する共同実験を沖縄県恩納村で開始」
     https://www.ntt.co.jp/topics/oyakoehon/index.html
  2. 絵本ナビ: 「赤ちゃん研究から誕生した絵本で楽しく親子のコミュニケーション:その子の言語発達段階にあった絵本を一人ひとりに届けたい!パーソナルちいくえほんが誕生するまで」
     https://style.ehonnavi.net/ehon/2020/03/17_358.html

ポスター

展示説明ムービー

連絡先

小林 哲生 (Tessei Kobayashi) 協創情報研究部 インタラクション対話研究グループ
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