研究展示

メディアの科学

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ワイヤレスマイクを同時により多く使えます

ビット誤りに頑健で低遅延な音声音響符号化方式BRAVE

どんな研究

マイクとスピーカの間で音声を無線で送る際、音声データを圧縮して送ることで同時に多くのマイクを使えます。その際短い時間で圧縮する必要があり、時には圧縮データが正しく伝わらない場合があります。このような条件下で音質を保ったまま音声を圧縮することは難しい課題でした。

どこが凄い

音声データの圧縮では、入力をそれぞれ何ビットで表現するかを適応的に決めなければなりません。しかし、その割当ビット数がデコーダに誤って伝わると大きなノイズが生じる可能性があります。私達は入力の整形法を工夫することで、短時間で圧縮しつつ誤りに頑健な表現を実現しました。

めざす未来

本技術を用いることで、ワイヤレスマイク以外においてもより多くの機器の間で音声をリアルタイムに高音質で送りあうことができるようになります。拡声の用途だけでなく、より豊富な音声の情報を活用できるようにすることで、IoT (Internet of Things) 技術の発展に貢献できると期待しています。

関連文献

  1. R. Sugiura, Y. Kamamoto, T. Moriya, “Spectral-envelope-based least significant bit management for low-delay bit-error-robust speech coding,” in Proc. IEEE International Conference on Acoustics, Speech and Signal Processing (ICASSP), 2018.

ポスター

展示説明ムービー

連絡先

杉浦 亮介 (Ryosuke Sugiura) 守谷特別研究室
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