研究展示

コミュニケーションと計算の科学

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あなたの語彙数測ります

令和版語彙数推定テスト

どんな研究

単語親密度とは、語のなじみ深さを評定実験によって数値化したものです。NTTが20年以上前に調査した約7万7千語の単語親密度は、語彙数推定テストをはじめ、今でも多くの分野で活用されています。我々は経年変化の調査や、新語追加のため、令和版単語親密度調査に取り組みました。

どこが凄い

単語親密度の調査を16万3千語という類を見ない規模で実施しました。クラウドソーシングを用いながら、スクリーニングを丁寧に実施することで、信頼度の高い調査結果を得ることに成功しました。これにより、20年前との比較が可能になりました。これを基に、令和版語彙数推定テストを作成しました。

めざす未来

本調査結果を用いることで、現代に適した語彙数の推定が簡単に行えるようになります。小学生~高校生を含む幅広い年代の語彙数調査に取り組んでいます。今後、語彙数と読解力や学力全般との関係の調査・分析を実施、効果的な学習支援の実現をめざします。

関連文献

  1. S. Fujita, T. Kobayashi, “単語親密度の再調査と過去のデータとの比較,” 言語処理学会第26回年次大会, pp.1037-1040, 2020.
  2. S. Fujita, T. Kobayashi, T. Yamada, S. Sugawara, T. Arai, N. Arai, “小・中・高校生の語彙数調査および単語親密度との関係分析,” 言語処理学会第26回年次大会, pp.355-358, 2020.

ポスター

展示説明ムービー

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連絡先

藤田 早苗 (Sanae Fujita) 協創情報研究部 言語知能研究グループ
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